先日、岩手県紫波町にある『小田中染工房』さんを訪ねました。
型染め作家の小田中耕一さんは、人間国宝の芹沢銈介さんに弟子入りし、染め勉強を重ねてこられ、小田中染工房の3代目を務めています。
手ぬぐいや祭り衣装など、地元の祭りなどに使う染物のほか、型染めの技法を生かしたポスターデザインやパッケージデザインなど、幅広い仕事を手がけています。
作家活動も精力的に行い、小田中さんの人柄が現れるようなユニークで可愛いデザインに、全国に多くのファンを抱えています。
縁日のロゴも小田中さんがデザインしてくださいました。
小田中耕一作品展「小田中耕一の仕事」を開催します。
2025年のゴールデンウィークに小田中さんを縁日にお呼びして、小田中耕一作品展『小田中耕一の仕事』と型染めワークショップを開催します。
小田中さんの今までの作品をご覧いただく他、小田中さんの指導の元、型染めを一から行いポストカードを作るワークショップも開催します。
型染の豊かな表現に触れるひとときを、ぜひお楽しみください。
[作品展について]
作品展期間:
2025年4月12日(土)〜5月11日(日)11時〜17時
開場日:4/12(土)、13(日)、19(土)、20(日)、26(土)~29(火)
5/2(土)~6(火)、10(土)、11(日)(15日間)
場所:
縁日石蔵ギャラリー
〒021-0041 岩手県一関市赤荻笹谷275
入場料:
500円(税込)
[型染めワークショップについて]
開催日時:
2025年4月12日(土)10時~15時
※昼食(鹿肉カレーか鹿肉ワイン煮込み&セットドリンク)付き
場所:
縁日石蔵ギャラリー内
定員:
10名
体験料:
7000円(税込)
内容:
型染ポストカードの製作します。
※型染めの工程「型彫り」「紗張り」「糊置き」「色差し」「水元」のうち、「糊置き」「色差し」「水元」の体験。
タイムスケジュール:
10:00~12:00 説明+「糊置き体験」「色差し」
12:00~13:00 昼食(染料を乾かす時間)
13:00~15:00 「水元」
プロフィール:
小田中耕一|ODANAKA Koh-ichi
1950年 岩手県生まれ
1969年 盛岡工業高等学校工芸科卒業
芹沢染紙研究所入所
1972年 日本民藝館展初入選
1973年 国画会新人賞受賞
1978年 芹沢染紙研究所を退所し家業の染工房を継承、型染研究創作を始める。
2007年 盛岡光原社にて個展開催
2017年 もりおか啄木賢治青春館にて個展開催
2023年 Cyg art gallery(盛岡)にて個展開催
現在、国画会工芸部会員
毎年春の公募展(国立新美術館)にて新作を発表