暮らしのあれやこれや

何度も直して、あなただけのとっておきにする「お直し」-リユース-

穴があいてしまったズボン、ボタンが取れてしまったシャツ、長くタンスにしまっていて黄ばんでしまった衣類。汚れや傷がついた衣類は断捨離と言って捨ててしまうことが多くなりました。しかしその衣類は本当に価値がなくなってしまったものか今一度考えてみませんか?

en・nichiが生まれた東北地方では綿花が育ちにくかったため、布を大切にする文化があります。その文化から生まれたのが裂き織や刺し子修繕といった「お直し」です。「お直し」はただ直すだけではありません。衣服を直しながら長く愛し続けていくことで、衣服や道具と私たちとの関係が築かれます。緩んだ袖口はたくさん腕まくりをして家事をしたから。膝の破れたところは全力で走っておもいっきり転んだから。衣服の傷は、ひとりひとりの暮らしに寄り添った証であって、思い出です。子供の成長が衣服で分かるように、私たちの暮らしの思い出も衣服とともに刻まれます。

思い出が刻まれた衣服は本当に価値がなくなったものでしょうか?
ゴミと呼べるものなのでしょうか?

お気に入りのものは簡単に捨てることなんてできませんよね。たんすの奥底に眠らせるのなら、直し続けて、本当の最後まで着続けてほしい。あなたのお気に入りは、これからもずっとお気に入りであってほしいから、en・nichiでは永久修繕というアフターサービスをつけて道具を販売しています。
破れたから、取れたから捨てる、買い換えるのではなく、修繕することで

道具はあなたに寄り添って生きてゆく。

お直しした場所はひとつひとつ思い出となってゆく。

en・nichiの道具を選び、こうして暮らしを歩んでいくあなたにこれからもずっと寄り添い続ける。「お直し」はただ直すだけではありません。ひとつひとつ職人たちが手作りした道具たちを、あなただけのとっておきに育てることが「お直し」です。

リユースは日本人においてとっても簡単なエコではないでしょうか。なぜなら日本人のこころには、八百万の神様が根付いているから。全てのものには神様がいる、だからこそモノにも感謝をすること。小さい頃に学校やお母さん、おばあちゃんからよく言われましたね。リユースの根元にあるのは、ものを大切にする心です。

「お直し」はゴミを減らすためのリユースでもあり、ものを大切にするためのリユースです。

 

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