山と繋がる道具入れ
「革のカシミア」と呼ばれるほど肌触り良く柔らかな鹿革を使い、日常で便利に使えるポーチを作りました。使い勝手はもちろんのこと、山の恵を活用しながら、自然と人との循環を考えたポーチです。
持ち運びにもちょうど良いサイズ
鹿革ポーチのサイズはH12.5cm×W21.5cm。携帯、ハンカチ、メモ帳、鍵、化粧品などなど、ちょっとした身の回り品を小分けにできるちょうど良いサイズです。
※サイズは商品により、若干の誤差があります。
ナチュラルな3色展開
色は上から「ニビ色」、「炭色」、「銀鼠(ぎんねず)色」の3色。なにかと便利な内ポケット付き
内ポケットつきなので、ポーチの中の小物もスッキリ収納できます。見えないところにもこだわり。裏地は漆染め
岩手県は国産漆の約7割が生産されるほどの漆大国。漆の木は樹液を採取すると枯れてしまいますが、これまで活用されず廃棄されてきました。
漆染めは、チップにした漆の木を煮出した染液で、生地を染め上げていきます。
漆染めだからカブれるんじゃないの?と心配の方もご安心ください。
カブれるのは漆の樹液。
漆染めは漆の色素を抽出しているので、カブれることはありません。
今まで捨てられていた漆の木を購入することで、お金の循環も作ることができ、漆の苗木の植樹活動にも繋がっていきます。
山の資源を利活用するものづくり。
岩手では増えすぎた獣による年間の農作物被害が年間約4億円にのぼり、生息数をコントロールするために年間約2万5000頭もの鹿を駆除しています。しかし駆除された鹿の9割以上が廃棄処分されている現状です。
かつては山の貴重な資源として重宝されてきた鹿をただの害獣として捉えるのではなく、利活用しながら自然との結び付きを取り戻したいという思いから、山ノ頂のものづくりを続けています。
革の傷=ものがたり
『山ノ頂』の商品は、革の傷をあえて隠さず残しています。雑木林を駆け回ってついた傷やオス同士喧嘩をしてつけた傷からは、野生に生きた鹿一頭一頭のストーリーを感じることができます。
山ノ頂では、一般的な革製品では使われない傷の部分を、野生に生きた鹿革の魅力として伝えています。
鹿革の風合いを楽しみながら育てるポーチ
素仕上げとは、染色した後の革に着色剤や仕上げ剤などの薬品をほとんど使用しないことで、革独特の表情を残したまま仕上げる革のことです。鹿皮の柔らかな風合いや独特のシボ感を保つために、素仕上げでなめしを依頼しています。
また革の加工工程においても、自然に有害な薬品を使用しない協力会社に加工をお願いしています。
素仕上げは、皮の表面を塗料などで覆っていない代わりに水濡れに弱い性質があります。
なるべく塗れないところでご使用いただくか、市販の革用のメンテナンスオイルをご使用ください。
主な使用素材
・岩手の鹿革・漆染め生地(綿100%)
【商品在庫について】
当店は実店舗も運営しており、商品在庫を実店舗と共有しております。そのため、タイミングによってはご注文完了後でも品切れとなってしまう可能性がございます。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
(万が一品切れになってしまった場合は、当店より別途ご連絡させていただきます)